金属をベースとした化合物で産業界を支える、さまざまな化学薬品を提供し続けてきた薬品事業。当社には、光学・精密機器用、エレクトロニクス用、セラミックス用、石油化学触媒、ヘルスケア用、 電池材料用など、あらゆる産業のニーズに応える薬品が揃っています。さらに近年では、カーボンニュートラルに向けた、資源の有効活用やリサイクル、廃棄物削減のための技術開発に取り組むことで、産業界の技術革新に即応し、社会の要請に応える製品開発に注力しています。
薬品名・化合物名から検索できます。
無機金属薬品の総合メーカーとして、陶器からエレクトロニクスまで多様なニーズに応えて多品種の生産を行っています。とくに、先端技術分野への用途拡大が進んでおり、長年の経験に裏付けられた粒子コントロール技術で品質の安定化に努め、顧客の厳しいオーダーにも対応する製品化と新しい用途開発に積極的に取り組んでいます。
1953年(昭和28年)、わが国で初めてナフテン酸・オクチル酸金属石鹸の国産化に成功し、 その後も先端産業向けに特色ある有機金属化合物を開発してきました。 金属有機錯体であるアセチルアセトン金属錯体「ナーセム」は、樹脂架橋材、酸化皮膜形成剤、触媒として、 金属石鹸は塗料・インキの乾燥促進剤、樹脂硬化促進剤、有機合成触媒や酸化被膜形成剤として利用されています。
一般装飾・防錆からエレクトロニクス分野まで多様な表面処理に対応する各種塩類、光沢剤、合金めっきプロセスなどに取り組んでいます。